絶海の孤島、粟国島
那覇から約60㎞、慶良間諸島のさらに北西にある絶海の孤島・粟国島。 周囲12.8キロメートルのこの小さな島は、火山活動により形成させれた荘厳な絶景や粟国島の塩、フクギ並木や石垣に赤瓦古民家が残る昔なからの集落など素朴な営みが息づいています。
粟国の塩
珊瑚礁の近海から汲み上げた海塩から生まれる粟国の塩。 汲み上げた海水を採かんタワーに流し、10日間昼夜休みなく水分を蒸発させ、さらに平釜で30時間煮詰めた後、脱水・乾燥に2週間、約1ヵ月かけてできる海の結晶です。3人の学者と共に、昔の塩の復元ではなく、本来塩がどうあるべきかという観点から20年の研究の末、粟国の塩が誕生しました。 国内だけでなく世界からも評価の高い、沖縄県を代表する海塩のひとつです。